当社は創業以来、常にユーザー目線での製品開発を行うことを基本理念として、安全かつ高性能な細胞培養液製品を提供してまいりました。現在、細胞培養技術は未来の医療を担う再生・細胞医療、さらにはバイオ医薬品生産を支える基盤技術としてさらなる進歩が求められております。
2016年12月に竣工した山形工場は、この重要なニーズにお応えするに相応しい設備とシステムを導入しております。
再生・細胞医療研究やバイオ医薬品製造等の最先端の細胞培養で必要とされる製品をご提供することにより、微力ではございますが医療の世界に貢献することを目指します。
さらに、この山形工場を国内はもとより、世界の細胞培養を支える技術発信拠点として育てていきたいと考えております。
山形工場は、気候風土や交通インフラに恵まれた山形県天童市に立地しております。今後ますます需要が拡大する再生・細胞医療やバイオ医薬品製造分野で求められる安全で高品質な細胞培養液製品を製造することを目的に最新鋭の製造設備と高水準の品質管理システムを導入しております。また、工場に技術研究と試作機能を持つことで最新の技術開発をもとに迅速な製品化が可能となります。
山形工場の生産規模技術研究 | 試作品開発数 | 3ロット/月~ |
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6ロット/年~50ロット/年 | ||
培養液工場 | 生産量 | 1,000L/日 |
20万L/年~40万L/年 | ||
粉末培地工場 | 生産量 | 500kg/月~ |
10t/年~20t/年 |